スタッフ・職人紹介

【家づくりのスタッフ紹介】瓦葺職人さんインタビュー

今井町 古民家 瓦葺き
荒木専務
荒木専務
日生ハウジングでは「お客さまのための家づくり」を、「お客さまとともにつくっていく」ことをモットーとしています。

その一軒、一軒の家づくり支えてくれているのが、

高い技術力と、熱い想いをもった職人さんたちです。

 

そんな職人さんたちに、少しでもスポットを当てることができればとの想いから、当社のブログでご紹介させていただきます。

第1回目にご登場いただくのは、瓦葺き職人として20年以上のキャリアを誇る藤並一人さん。

藤並さん
藤並さん
よろしくお願いします!
荒木専務
荒木専務
ライターさんにインタビューしてもらうので、いろいろお話を聞かせてください!

瓦職人さんインタビュー

瓦も金属も、屋根に乗るもの全般を手がける

今井町 橿原市 瓦葺き
ライター中川
ライター中川
よろしくお願いしします。

さっそく質問に入りますが、今のお仕事を始められたきっかけを教えてください?

藤並さん
藤並さん
幼馴染の実家が瓦屋さんをやっていて、中学生の頃にアルバイトで少しお手伝いをさせてもらったことがあるんですよ。

高校卒業後、いったん自動車整備の仕事に就きますが、瓦屋の方が面白いなと思って、1年後に今の仕事に戻りました。

 

友人の実家の瓦屋さんで再び働き始め、その後27歳で独立。

現在は一人親方として、「屋根に乗るもの」全般の施工を手がける。

藤並さん
藤並さん
瓦の仕事でもいろいろな種類がありますし、新築だとガルバリウム鋼板の施工も多いですね。

「和瓦だけ」とか特定のものだけをやる職人さんもいますが、僕の場合はなんでもやる感じです。

ガルバリウム鋼板

「外壁などにも採用されているガルバリウム鋼板は、55%溶融アルミ亜鉛合金メッキ鋼板の事で、アルミの耐食性と亜鉛の防食作用により耐久性・耐食性に富んでいて、亜鉛メッキ鋼板(通称トタン板)の3~6倍の耐久性が期待できます」

出典:リクシルHP 「T・ルーフシリーズ:特長」より引用

ライター中川
ライター中川
新築の施工の場合、瓦とガルバリウム鋼板だと、どちらが多いんですか?
藤並さん
藤並さん
半々くらいですかね。それぞれの材料にいろいろな種類があるので、一概にどちらが安いとか、いいとか言えない感じで。

ガルバリウム鋼板は15年前後でメンテナンスが必要なので、コスパの良さは瓦だけど、ただ重さは圧倒的に瓦が重いので、見た目のデザインなども含め、好みの問題かなと思います。

同じ屋根でも職人によって葺き方が違う?!

今井町 橿原市 瓦葺き▲漆喰を塗るためのコテ。瓦職人に欠かせない道具のひとつだ。

ライター中川
ライター中川
瓦職人の仕事の面白さはどういうところに感じますか?
藤並さん
藤並さん
職人でないと見た目の違いはわからないレベルなんですけど、似たように葺き上げていても、一つとして同じ屋根はないんですよ。

明確な規定もなく、そこは職人裁量で、「より良くしよう」と考えて、自分なりにいろいろとアレンジを利かすことができるのが一番面白いところかな。

ライター中川
ライター中川
我々からしたら、屋根を見ても「きれいだな」とか「汚れてるな」くらいなことしか思いませんが、職人さんが見ると、いろいろ違いが見えてくるわけですね。

すごく上手い仕上げだなとか、これはちょっと微妙かも…といったものもあったり?

藤並さん
藤並さん
そうですね、「なんでこんな感じにしたんやろ」って感じのが、あるときもありますね。

ただ、葺き替えなどの改修の場合、瓦の下の状態を見てみないとなんとも言えないので、外観が微妙だから手がけた人がダメとかも一概には言えないんですよ。

あとは、好みの問題もありますし。

ライター中川
ライター中川
なるほど。ただ、僕たち素人にはよくわからないけど、見る人が見ると、職人さんによって仕上げ具合は大きく違ってくるわけですね。
今井町 橿原市 瓦葺き
藤並さん
藤並さん
例えば、一番前の瓦をどれだけ前に出すかとかだけでも、微妙な違いですけど、表情が変わってきます。

もっと極端な例を挙げると、同じ屋根での施工でも、ある職人さんがやると横に20枚乗ってて、別の人だと21枚乗ってるなんてこともあるんですよ。

ライター中川
ライター中川
えー、そうなんですね!?
藤並さん
藤並さん
これも装飾やバランスがどっちがいいとは一概に言えず、同じ種類の瓦を使っていたとしても大きさの違いもあるし、本当にいろいろなんです。
ライター中川
ライター中川
奥が深いですね!

金槌を自在に扱い、瓦の大きさを調整する!?

今井町 橿原市 瓦葺き

建築現場でハンマー(金槌)を使う職人さんといえば、まず大工さんを思い浮かべるかもしれませんが、瓦葺職人さんにも欠かせない道具なんです。

ちなみに、屋根の施工をする職人さんの名称は、

  • 瓦葺職人(かわらぶきしょくにん)
  • 噴師(ふきし)

といったものが一般的で、瓦葺職人の資格としては厚生労働大臣認定の「かわらぶき技能士」1、2級があります。

 

その瓦葺職人さんが使うのが瓦用金槌で、玄能(ゲンノウ)とも呼ばれます。

そのゲンノウといっしょに使うのが、鏨(タガネ)という道具です。

藤並さん
藤並さん
簡単にいうとノミのように使います。タガネを当て、ゲンノウで叩きながら、瓦を少しずつ削っていくんですよ。

全瓦連 技能グランプリ2016 神業タガネ作業

ライター中川
ライター中川
瓦も削ったりするんですね。言われてみて、なるほど!と思いましたが、全然知りませんでした。
藤並さん
藤並さん
瓦同士が重なる部分の接合面や、形状などに合わせてカットが必要なときなんかに削ります。

削るだけではなく、タガネで薄い線を入れ、瓦を割ったりもするそうです。

カッターなどでダンボールなどに切り込み線を付けるイメージですかね。

技能グランプリ2015 かわらぶき のし瓦加工作業

藤並さん
藤並さん
きれいにラインを入れないと、変な方向に割れちゃったりするんですよ。

割った後の切断面にもタガネを当て、きれいにしていきます。

ヤスリをかけるイメージですね。

 

ちなみに、今は「割る」ことより機械を使って切ることの方が多くなったそうですが、割って調整しないといけない局面は必ずあるそうで、職人さんの腕の見せ所です。

瓦葺職人としての仕事のやりがい

今井町 橿原市 瓦葺き
藤並さん
藤並さん
新築や改修以外に、災害時に修理で出向くこともあります。

その際に、「これで今日から安心して寝られる」「助かりました」と感謝のお言葉をいただいたときに、今の仕事をやっていて良かったなと実感します。

ライター中川
ライター中川
直接、人の役に立てていると実感できるのは、大きなやりがいになりますよね。
藤並さん
藤並さん
そうですね。新築も含めて、完成した屋根を見て喜ばれている姿を目にしたときは、本当にうれしいです。
ライター中川
ライター中川
今後の目標などがありましたら、お願いします。
藤並さん
藤並さん
和瓦だけもたくさんの種類がありますが、中国、さらには洋瓦でもS形瓦、バニッシュ瓦とかいろいろなものがあります。

一通り経験してきましたが、それらを上手く組み合わせたようなものができる現場があれば、挑戦してみたいですね。

あとは、屋根の仕事は基本的には雨漏りをさせないことなので、今後も一つひとつの仕事を丁寧に手がけていければと思います。

ライター中川
ライター中川
仕事以外のお話ですが、気分転換に取り組まれている趣味とかはあったりしますか?
藤並さん
藤並さん
とくにはないんですけど、「家族を愛している」それに尽きますかね(笑)
ライター中川
ライター中川
おお、すばらしい(笑)
藤並さん
藤並さん
まだ小さいんですけど男の子がいて、継いでほしいとは考えてませんが、自然な感じでそうなれば、それはそれでうれしいですね。

さいごに

今回は、日生ハウジングの家づくりに携わってくださる職人さん紹介の第1回として、瓦葺き職人の藤並さんにご登場いただきました。

藤並さんには、新築物件はもちろん、当社が現在進めている橿原市今井町の古民家の屋根の改修も手がけてもらっています。

今井町 橿原市 瓦葺き
【橿原市・今井町古民家プロジェクト】瓦葺きの施工現場レポート少し前にお伝えした、奈良県橿原市今井町の古民家プロジェクト。 https://nissei-housing.co.jp/blog/...

 

今回ご登場いただいた藤並さんをはじめ、今後も

私たちは職人さんたちと一緒に、誠実で、高い品質の家づくりに取り組んでいきます。

荒木専務
荒木専務
家づくりやリフォームに関することでしたら、どんなことでもお気軽にご相談ください。ご連絡お待ちしております!
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なかがわ
なかがわ
大阪在住のフリーランスのライターです。広告のコピー書いたり、WEBコンテンツつくったりしています。よろしくお願いします!

「地域に根ざした企業」として、桜井市・橿原市を中心に、これまでに数多くの注文住宅を手がけさせていただいてきました。

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