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外壁職人さんに、サイディングやコーキングについて聞いてみた!

サイディング 外壁 職人

一軒、一軒の家づくりを支えるのは、各工程を担ってくれる職人さんたちの技術力。

そんな日生ハウジングの家づくりを担ってくださっている職人さんにスポットを当て、紹介するコンテンツの第2回は、サイディング(外壁)職人の外園(ほかぞの)さんです。

 

荒木専務
荒木専務
外園さんは、サイディングのメーカーさんから表彰されるくらい高い技術力を持った職人さんで、当社の家づくりでもよくお世話になっています。
ライター中川
ライター中川
すごい方なんですね。

インタビュー、よろしくお願いします!

外園さん
外園さん
よろしくお願いします!

 

というわけで、この記事では外園さんのインタビューをお届けするとともに、

サイディングをはじめ、家づくりの外壁施工に関する情報をお届けします!

知っておいて損はない知識ですので、よろしければ参考にしてください。

外壁サイディング職人さんインタビュー

サイディング 外壁 職人
ライター中川
ライター中川
外園さんが外壁のお仕事を始められるきっかけは何だったんですか。
外園さん
外園さん
高校の友だちに誘われたのが最初です。もともとはコーキングを専門にやっていたんですよ。

コーキングとは

建築物において、気密性や防水性のために施工される隙間を目地材などで充填すること。また、その材料であるパテなどを充填材・コーキング材(caulking compound)・コーキング剤(caulking agent)または単にコーキングと呼ぶ。

出典:wikipedia

サイディングボードなどの外壁材を張っていった場合、継ぎ目に必ず目地(めじ)ができます。

その目地を埋め、雨などによる浸水を防ぐのがコーキングです。

 

なお、コーキングは業者や職人さんの中には「シーリング」と呼ばれていることもありますが、施工の中身に違いはなく、コーキング=シーリングという認識で問題ありません。

サイディング 外壁 職人

上の写真が外壁の目地で、そこにコーキングガンで充填材を流し込んでいきます。

外園さん
外園さん
そのうち、コーキングだけじゃなくて壁を張り付ける作業も手がけるようになり、今ではそっちがメインになっています。

サイディングボードとは?

サイディング 外壁 職人

家の購入を考えたことがある方なら、「サイディング」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。

簡単にいうと、「パネル外壁材」のことで、このサイディングボードを貼り付けていくことで住宅の外壁が形成されます。

 

以前はモルタルなどを塗るのが外壁の主流でしたが、昭和50年ごろからサイディングボードが急速に普及し始めました。

施工期間が短く、安価というのが一番のメリットでしょう。

サイディングボードのメリット

  • 工期が短く、人件費などを抑えられる
  • 耐火性・耐久性に優れている
  • 品質が安定している
  • デザインのバリエーションが豊富

サイディングボードのデメリット

  • コーキング(シーリング)が劣化しやすい
  • コーキングにより、メンテナンス費が発生する
  • 熱を吸収しやすい

ただし、最近では上記のデメリットを解消する新しいサイディングボードも出てきています!

(こちらについては、後ほど紹介しますね)

外壁材=サイディングボードの進化でシーリングレスに!?

サイディング 外壁 職人
画像出典:旭トステム外装(株)「ガーディナル・スマート」

サイディングボードの施工には、板と板の継ぎ目に目地ができ、それを埋めるコーキング(シーリング)作業が必要と上でご紹介しました。

しかし、近年では外壁材の進化により、目地のないフラットな外壁を実現した「シーリングレス工法」が主流となってきてます。

 

ライター中川
ライター中川
ということは、コーキング(シーリング)の手間も省けるし、職人さんとしも便利になった感じでしょうか?
外園さん
外園さん
そうとも言えないんですよ…。
ライター中川
ライター中川
え…、そうなんですね。
外園さん
外園さん
はい。外壁工事は何枚もの板を張り合わせていくわけですが、シーリングレスということは、外壁材がどの部分でも隣り合うことになります。
ライター中川
ライター中川
たしかに、そうですよね。
外園さん
外園さん
そうすると、貼り付けるボードが少しでもズレると、すごく目立つんですよ。

左右もですが、特に縦のラインがズレていると施主さんとしては気になると思います。

ライター中川
ライター中川
縦のラインといいますと…?
サイディング 外壁 職人
外園さん
外園さん
上の写真のように、サイディングボードは専用の金具によって固定していますが、これにより壁の下地材とボードの間に空間ができます。

この空間の幅を揃えないと、凸凹になってしまい、それを下から見上げると縦のラインがガタガタになってしまうですよ。

壁の下地材とサイディングボードの間には、空気を通すために空間が設けられています。

一昔前の工法ではこの空間がなく、板を下地材に直貼りしていました。

 

外園さん
外園さん
昔は壁の下地材に沿ってボードを直貼りできたので、縦のラインの調整を気にせずポンポン貼っていけたわけです。
ライター中川
ライター中川
なるほど、理解できました。

けど、壁とボードの空間の幅をぴったりと合わせるのはなかなか大変そうですね…。

というわけで、次の段落ではその調整法について詳しくご紹介します。

サイディングの1mmのズレを調整する!?

サイディング 外壁 職人

おさらいをすると…

写真のように、壁の下地材とサイディングボードの間に専用の金具をかませ、それでボードを固定します。

これにより壁とサイディングの間に空間ができ、空気の通り道ができることで、万が一外から水が入ったとしても、乾燥しやすいというメリットがあります。

サイディング 外壁 職人で、こんな感じに金具をいくつも取り付け、サイディングボードを固定していきます。

 

上でもご紹介しましたが、

この壁とボードの隙間の間隔が均一じゃないと、

当然歪みが生じ、「ボードの両端が真ん中近辺に比べ

1ミリ浮いている」なんてことが起こるわけです。

外園さん
外園さん
当初、外壁材のメーカーさんからは「±1mmの誤差はOK」ということだったんですけど、施主さんからしたら、やっぱ真っ直ぐな方がいいじゃないですか
ライター中川
ライター中川
え、ということは、±1mm以下の精度で、きっちりと合わせてることですか。
外園さん
外園さん
はい、極力誤差は出ないように調整しています。
荒木専務
荒木専務
外園さんが、メーカーさんの基準を変えちゃったんですよ。
ライター中川
ライター中川
す、すごい!

ちなみに、数ミリの調整っていうのはどうやってあるんですか?

サイディング 外壁 職人
外園さん
外園さん
こんな感じに、金具に1mmの厚さのパッキンを貼り付けて、それで調整するんですよ。
ライター中川
ライター中川
へえ~、そういう調整用の金具もあるんですね。
外園さん
外園さん
いや、これ手作りなんです。金具に自分でゴムを貼り付けて作っているんですよ。
ライター中川
ライター中川
え、ほんとですか!? ということは、実作業の中で必要性を感じ、工夫してご自身で作られたってことですよね。
外園さん
外園さん
そうですね。職人さんごとに、自分なりに工夫して調整されていると思いますが、僕の場合、このやり方が一番いいかなと思って実践しています。

 

この外園さんのこだわりと、施工技術はメーカーさんからも高い評価を得ています。

荒木専務
荒木専務
実際に、メーカーさんから表彰もされていますし、施工マニュアルのビデオ教材のモデルにもなっているんですよ。
ライター中川
ライター中川
そうなんですね!

外壁メーカーのビデオ教材のモデルにも!

サイディング 外壁 職人

日生ハウジングでは、現在旭トステム外装株式会社のサイディングボードを採用しています。

同メーカーが出している外壁施工の教材用DVDに、外園さんが講師役のモデルとして出演ご依頼を受け、今現在その教材が日本中で利用されているんです!

ライター中川
ライター中川
でも、教材の講師役に指名されるってことは、それだけメーカーさんからも技術力が認められてるってことですもんね。

ちなみに、出来上がった教材のDVDは、ご自身でも見られたんですか?

外園さん
外園さん
いや、見てません(笑)

と、照れ笑いを浮かべる外園さんですが、この教材DVDの出演や年間施工実績などが評価され、2015年には旭トステムから「感謝状」が送られています。

採寸→カット→貼り付けを繰り返す

サイディング 外壁 職人

サイディングボードは、1枚1枚設置場所の寸法を測り、最適なサイズにカットして利用します。

サイディング 外壁 職人

こんな感じで、採寸した大きさに合わせてサイディングボードをカット。

切り口の部分にはヤスリをかけ、最後に表面と同じ色のペンキを塗って、それを壁に貼り付けていきます。

サイディング 外壁 職人

配線などを通す必要がある箇所には、こちらもきちんと位置を測り、該当場所に穴を開けます。

外園さん
外園さん
寸法通り切っても、実際にはめ込んでみると数ミリだけズレるといったことがあります。
ライター中川
ライター中川
そんなときは、押したり、引いたりして調整するわけですね。
外園さん
外園さん
はい、1mm程度だとそれで調整できるんですけど、1.5~2mmくらいになるとちょっと広いので、その分だけ再カットします。
ライター中川
ライター中川
0.5mmの違いでも、もう一度カットするんですね。
外園さん
外園さん
そうですね。効率は悪くなるけど、やっぱり雑な仕事はしたくないので。

手を抜かないのは当たり前ですが、こうした一つひとつの工程への妥協のないこだわりが、メーカーからも一目置かれる完成度の高い仕上がりにつながっているようです。

旭トステム外装のサイディングボードの魅力

日生ハウジングでは旭トステム外装のサイディングボードを採用しています。

同メーカーを選択している理由の一つが、シーリングレス工法に対応しているところ。

荒木専務
荒木専務
目地のない外壁はやっぱり見た目がきれいなので、実際に現物を見比べてもらうと、大半のお客さんがシーリングレスの外壁を選択されます。

ただ、シーリングレス工法は一般的になってきているので、それだけは大きなアドバンテージにはなりません。

旭トステム外装のサイディングには、同社独自の施工部材「カンシキくん」を利用します。

サイディング 外壁 職人

外園さんが指差している、この溝がカンシキくんで、正式には「カンシキくん目地ジョイナー」といい、この部材があることで板と板のつなぎ目が目立ちにくい、シーリングレスのきれいな仕上がりを実現します。

外園さん
外園さん
それとともに、この溝を付けることで、万が一水が入ったときも、ここから下に抜ける構造になっています。
荒木専務
荒木専務
その機能性が魅力に感じ、弊社では旭トステム外装さんのサイディングボードを使っています。
ライター中川
ライター中川
ちなみに、目地がある施工より、費用は高くなるんですか?
荒木専務
荒木専務
多少高くはなりますが、目地がある場合、そこが痛みやすくなって10年から15年前後でメンテナンスが必要なんですよ。

メンテナンス費用を考えると、目地のあるなしで30年で100万円近くの差が生じます!!

サイディング 外壁 職人
▲ヒビが入っている目地

外園さん
外園さん
こんな感じに目地にヒビが入って、そこから水が入ってくるリスクが出てくるんですよ。劣化すると、目地の部分だけ変色して見た目も悪くなるというのもありますし。
ライター中川
ライター中川
シーリングレスで目地がないから、その心配はいらないということですね。
荒木専務
荒木専務
そういうことです。また、外壁の塗膜の15年保障もあるで、その点も心強いと思います。

 

なお、窓やサッシ周りといった細かな部分は、構造上コーキング施工は行います。

(見た目は変わりません)

工法や部材に関する詳細については、下のメーカーページも参照ください。

旭トステム外装「ガーディナル」 三辺合ジャグリ工法

外壁職人を少しでも長く続けるのが目標

サイディング 外壁 職人
ライター中川
ライター中川
今日は基本的なところからいろいろと詳しく教えていただき、ありがとうございました。
外園さん
外園さん
こちらこそ、ありがとうございます。
ライター中川
ライター中川
それでは最後に、今後の目標があれば教えていただけますでしょうか。
外園さん
外園さん
健康で、少しでも長く今の仕事を続けることですかね。
ライター中川
ライター中川
こういう仕事やってみたい!とかはないんですか?
外園さん
外園さん
仕事ができるだけでうれしいって感じだから、「長く続けたい」って、ほんとそれだけですね。

と、特に謙遜する感じでもなく、自然な感じでお話くださった外園さん。

穏やかで優しそうなお人柄でありつつ、仕事には絶対妥協しない職人気質を持ち合わせている感じが、カッコいいなと思いました。

さいごに

今回の記事では、外壁職人の外園さんのインタビューととももに、外壁施工やサイディグボードの基礎知識のことなどについてご紹介しました。

家づくりの参考にしていただけるとうれしいです♪

 

今回ご登場いただいた外園さんをはじめ、今後も

日生ハウジングは職人さんたちと一緒に、誠実で、高い品質の家づくりに取り組んでいきます。

荒木専務
荒木専務
家づくりやリフォームに関することでしたら、どんなことでもお気軽にご相談ください。ご連絡お待ちしております!
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なかがわ
なかがわ
大阪在住のフリーランスのライターです。広告のコピー書いたり、WEBコンテンツつくったりしています。よろしくお願いします!

「地域に根ざした企業」として、桜井市・橿原市を中心に、これまでに数多くの注文住宅を手がけさせていただいてきました。

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