橿原市や桜井市近郊にあるおすすめのお店をご紹介するコンテンツの第3弾。
今回は橿原市今井町にある人気のカフェ「うのまち珈琲店 奈良店」さんに行ってきました!
うのまち珈琲店さんは岡山の人気のカフェで、2018年12月に奈良店(橿原市)を出店。
古民家を改装した、おしゃれで落ち着いた店内の雰囲気はもとより、「インスタ映え」するパフェが大人気です。
そんなうのまち珈琲店 奈良店さんの魅力を、オーナーの小田さん(アイキャッチ画像左)のお話もふくめ、お伝えします!
ちなみに、さっこちゃんが以前働いていたカフェラキアについては、こちらの記事をご覧ください。

うのまち珈琲店奈良店(橿原市今井町)に行ってきた!
うのまち珈琲店 奈良店・アクセス

うのまち珈琲店 奈良店の最寄駅は近鉄「八木西口駅」、JR「畝傍駅」になります。
うのまち珈琲店 奈良店
- 営業時間 11:00〜19:00
- 定休日 不定休
- 電話 0744-41-6645
- 住所 奈良県橿原市今井町4-3-6
- Wi-Fi利用可能
橿原市今井町は、平成5年に重要伝統的建造物群保存地区に指定を受け、昔ながらの街並みが残っている地域です。
お店に駐車場はありませんが、今井町内に駐車場があり、そこからお店までは徒歩5、6分で行けます。
今井町については、こちらの記事も参考にしてください。

うのまち珈琲店 奈良店の店内へ

というわけで、さっそく店内へ。
入ってすぐにカウンターがあり、ここで注文をします。


カウンターを抜けると広々とした空間が現れます。
天井が高く、落ち着いた雰囲気の素敵な空間で、コーヒーやおいしいスイーツをいただくことができます♪
人気メニューのパフェは、美味しくインスタ映えも!

「季節のパフェ」とネーミングされているように、イチゴやキューイ、マスカットなど、その時々の旬のフルーツがメインに使われます。
では、さっそくいただきます!



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ンマーイ!
※出典、というか元ネタ『まんが道』
「クレームブリュレの季節のパフェ」は映える!とインスタでも評判で、SNS上に多くの投稿がなされています。
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実際にSNSに投稿すると、「これどこのカフェ?」と友だちからも反応も上々ですよ。
ぜひ、お店に行った際は写メも忘れずに撮ってくださいね♪
ちなみに、クレームブリュレの季節のパフェのお値段は950円。ドリンクセットで100円引きとなります!
女性グループは、ほぼ100%パフェを頼まれていました。
ブックカフェとして約1,500冊の蔵書も

うのまち珈琲店さんはブックカフェでもあり、書棚やカウンター席に、オーナー所有の約1,500冊の蔵書が並べられています。
もちろん、自由に手にして読むことができるので、気になる本を片手にコーヒーなどを楽しむのもいいですね。




本は小説から写真集、エッセイ、マンガなど、
普段読書をしない人でも「ちょっと気になって手にしてみたくなる本」がラインナップされています。


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棚を一通り探した結果、みつかりました!

選んだのは、『地球から来た男』星 新一・著
ショートショートだと一話がすぐに読めるので、カフェでの読書にも向いてるかもしれないですね。
しおりを通じて出会いがあるかも!?

うのまち珈琲さんには、オリジナルのしおりも用意されています。
本に挟む、いわるゆ「しおり」本来の役割とともに、別の用途…コミュニケーションツールとしてのしおりとしても活用されているんです!
その真相は、しおりの裏面を見るとわかります。

しおりには、以下が記載できるようになっています。
- お名前(本名じゃなくても可)
- facebook、インスタグラム、Twitterのアカウント名
- しおりを挟んだ日付
このしおりを店内にある、自分のお気に入りの書籍に挟みます。
以降に来店された別のお客さんが、たまたま同じ本を手に取り、そのしおりの人物が気になったら、SNSのアカウントにコンタクトを取れるという仕組みです。

ちなみに、しおりの裏面には以下のような注意書きがなされています。
このしおりを活用することで様々な繋がりが発生しますが、共通な趣味があるとはいえ一方的に運命を感じてしまわないようご注意ください。
※さっこちゃんがしおりを挟んだかどうかは秘密です。興味のある方はお店で確認してみてください。
天気のいい日はテラス席もおすすめ!

広々とした店内ですが、テラス席もあります!
取材させていただいた日は3つのテーブルすべてが埋まっていました。
晴れた日はテラス席でまったりするのもいいですね♪

うのまち珈琲店オーナー・小田墾さんにお話を聞いてみた

一通り店内とスイーツを満喫した後、うのまち珈琲店・オーナーの小田墾(つとむ)さんにお話を伺いました。
就職後、仲のいい友だちと夜な夜なファミレスに集まり、会社のことなどをみんなで話し合っているうちに、当時流行っていたフリーペーパーを作ろうということに。
仕事と並行してフリーペーパーを作成していたが、何冊か発行していくうちにメイン企画のネタがなくなった。

お店は2年続いたが、方向性の違いからメンバーは解散。
小田さん自身はカフェ運営が楽しいと感じ、一人でお店を始めることを決意する。
その方が市議会員に出馬されて当選。経営されている店舗をいくつか手放されることになり、そのうちの1つのカフェを僕が引き継ぐことになりました。

小田さんは、岡山市北区の問屋町にある複合テナントビルAROW&DEPARTMENTに入っているカフェ(CAFE QINEMA)の運営を手がけることに。
ここでも盆踊りなどの地域の活動に参加しているなかで、人脈が広がっていった。
それが岡山県玉野市にある玉野ショッピングモールで、そこでうのまち珈琲店が誕生する。
うのまち珈琲店(岡山県玉野市)が誕生

ちなみに、玉野ショッピングモールは玉野市の宇野という地域にあり、店名の「うのまち」はそこから来ている。
瀬戸内海に面した港湾都市で、瀬戸内国際芸術祭でも知られる直島も近く、渡航する前の玄関口としても知られている。


というわけで、2017年4月にうのまち珈琲店がオープン。
順調なスタートを迎えたが、ただ一点、問題が…。
うのまち珈琲店の名物パフェが誕生

けど、オープン当初は高齢者の方がお客さんの中心でした。
そのときに誕生したのが、クレームブリュレの季節のパフェです。
ちなみに、パフェを構成している具材は下から、
- フルーツソルベ(シャーベット)
- バニラアイス
- カットフルーツとグラノーラ
- ミルクのプリン
- ホイップ
- クリームブリュレ
- フルーツ
といった感じです。

人気メニューはパフェやラッシーですが、もちろん軽食も可能で、ランチセットも用意されています!
とくによく出るのがカレーのセット。

お食事セットは、カレーかドリアにドリンク(珈琲かリンゴジュース)、サラダが付いて1,000円とおトクです!
うのまち珈琲店が奈良にやってくるまで

それで関西でカフェを出店してみようと、インターネットで物件を探し、良さそうなところをピックアップしていった。
そして、2018年6月、内覧ツアーとして神戸、大阪、京都、奈良の物件を回った。


そして、お店の内装工事などの準備期間をへて、2018年12月にうのまち珈琲店 奈良店がオープン!
小田さんは、今年(2019年)の3月までは9割方奈良のお店に専念し、4月以降は岡山と奈良を半々くらいで行き来しているという。
インストアライブなども定期的に開催



奈良でも徐々に知り合いの方が増えてきたので、そういった人たちのお力も借りて、いずれはフェスとかいろいろイベントも手がけていければと思っています。
コミュニケーションツールとしてのしおりの元ネタはジブリ!?

うちの店がそのすぐ隣で、読書好きの方が多いだろうということで、お店にも本を置くようにして、奈良店もそれを踏襲しています。

うのまち珈琲店・オーナー小田さんのおすすめ本
といって小田さんが取り上げてくださったのが、こちらの作品。

ご存知、井上雄彦先生の『スラムダンク』です。
「とくにこの6巻がアツいんですよー」と熱弁をふるっていただきましたが、ここでは断腸の思いで割愛(すみません)。
お店で読めるので、『スラムダンク』ファンの方も、まだ読んだことがない方も、ぜひ気軽に手に取ってみてください♪
まとめ

岡山の人気カフェがやってきた!ということで、オープン当初から話題になっていたうのまち珈琲店 奈良店さん。
実際にお伺いし、お店の雰囲気、スタッフのみなさんの対応もふくめ、とても居心地のいい空間でした。


