家がほしい、一戸建ての住宅を購入したいと思ったときに、まずは何をすればいいのでしょうか?
- 住宅展示場に行く
- 資料請求をする
- 住宅ローンのことを考える
と、いろいろ考えられると思いますが、すべて違います。
もちろん、家を建てるまでには大切な工程でありますが、最初にすべきことではありません。
何、それ?って思った方もいるかもですが、このイメージがしっかりできていないと、
後々「思ってた住まいと違う」といったことにもなりかねません。
というわけで、今回の記事では「家がほしいと思ったときに最初にすること=暮らしのイメージを明確にする」ということについて具体的に解説します。
家がほしいと思ったときに最初にすべきこと

まず、家を買う場合には、以下の3つのケースがあります。
- 建売住宅を買う
- 注文住宅を買う
- 中古物件を買う
①の建売住宅は、土地とセットで販売されている新築分譲住宅のこと。
完成後と建築中に売り出されるケースがあり、いずれにしても設計の自由度は低めです。
③の中古物件も、すでにある住宅を購入するので、リフォームなどをしない限りは既存の間取り・仕様になります。
一方、②の注文住宅は間取りもちろん、内装材や外壁材、キッチンやトイレの設備など、家づくりのすべての側面において、基本的には自由に決められます。
それだけに、家を建てる前に「どのような暮らしをしたいか」をイメージすることが、注文住宅の場合はより重要になってきます。
理想の住まいのイメージをふくらませる

理想の住まいと一口にいっても、何を優先するかは各ご家庭によってまちまちです。
例えば、
- 通勤が便利な立地
- 使いやすいキッチンがほしい
- リビングをとにかく広く
- 大きな公園の近くに住みたい
- 趣味の部屋を確保したい
といった感じで、上げていけば切りがありませんが、
専門的な知識はなくても、立地もふくめ「こうした家に住みたい」というイメージは少なからずみなさんお持ちでしょう。
例えば、「将来サラリーマンになる」という目標だと漠然としていますが、
「学校の先生になりたい」
「警察官になるのが目標」
「商社マンとして世界で活躍したい」
といった感じに具体的な目標があると、じゃあ大学でどういったことを学ぼうといった感じに、今すべきことも明確になってきます。
家づくりも同じで、まずは「こういう家に住みたい」「こういう暮らしが理想的」というイメージを持つことが不可欠になってくるわけですね。
家族で暮らすイメージを大切にし、想いを共有する

マイホームはお子さんも含め、ご家族で長い期間すごす空間になります。
ですので、家を建てる前には家族間でしっかりと話し合うことが大切です。
ご夫婦で家探しをされている場合は、どちらか一方が主導的な立場になることがありますが、例えばそうした中でも、
「仕事部屋を兼ねた書斎は絶対ほしい」
「キッチンはアイランドがいい」
といった、個々のこだわりやポイントはあるでしょう。
十分に話し合わずに家を建ててしまうと、後でもめる原因にもなりかねませんので、事前にしっかりと話し合い、理解を深め合うことが必要というわけです。
また、お互いのイメージを出し合うことで、気づいていなかったアイデアや意見が出てくることもあります。
そうしたことの一つひとつが、家族みんなが納得する、理想の家づくりにつながっていくわけですね。
家づくりに欠かせないインスタグラムや友人の意見

「理想の住まいのイメージをふくらませる」といっても、なかなか難しいですよね。
インテリア好きの人などだったらまだしも、
「こんな家に住みたい」
「リビングのイメージは○○風で」
と即答できる人は少ないと思います。
ただ、近年ではもっと身近なものが活用されています。
それがインスタグラムです!
例えば、#住宅デザイン(←クリックするとInstagramに飛びます)でインスタグラム内で検索すると、住宅の内観・外観のさまざまな画像が出てきます。
他にも、#インテリア、#注文住宅、#施工事例など、さまざまなキーワードで家づくりのイメージを探ることが可能です。
よろしければ、覗いてみてください。
この投稿をInstagramで見る
もちろん、雑誌などでもOKですし、とにかく漠然としたイメージを具体的にカタチに落とし込むことが大切で、その手助けとなるがインスタグラムや雑誌になるわけですね。

- やってよかったこと
- 後悔しているポイント
など、直近で家づくりを体験した人の「生きた声」は何よりの貴重な意見となります。
周りにそういった方がいる場合は、ぜひアドバイスを求めてみましょう。
家族の意見をリスト化する

家族で「こういう家にしたい」という意見を出しあった後、それをリスト化してみましょう。
意見の中には、
- 絶対に譲れない必須の条件
- できれば叶えたい条件
といった感じに、家に求める条件の重要度にも「高い/低い」があると思いますので、その優先順位を決めていくわけです。
絶対に譲れない条件を優先させ、予算とのバランスを調整していくことが重要になってくるわけですね。
これをすることで、「絶対に必要なもの」と「なくても妥協できること」が明瞭になり、理想とする家の実現が具体化していきます。
作成したリストは、モデルハウスへの訪問や、不動産会社・工務店に打ち合わせに行く際にも持っていきましょう。
そうすれば、自分たちの理想とする家との共通点をチェックできるし、こちらのイメージも相手に伝えやすくなるはずです。
理想的な家づくりのイメージを専門家が具現化していく

その際に、施主様のイメージが明確であればあるほど、思い描かれている住宅に近いものができる可能性が高いということです。
逆にいうと、イメージが曖昧だと「こういう感じでしょうか?」といった感じにハウスメーカーや工務店主導の家づくりになります。
それで結果的に満足度の高い家が完成すれば問題ありませんが、あとで
「ちょっと思っていたのと違う」
「ここが納得できてない」
といったことにもなりかねません。
なので、出来るかぎり「こうした暮らしがしたい」というイメージをご家族で共有し、それを明確にするようにしておきましょう。
まとめ
- 新築一戸建てを買うと決めたら、まずは理想とする暮らしカタチを具体的にイメージする
- 家族で「理想とする暮らし」の条件を出しあい、その優先順位を決め、リスト化する
人生で一番大きな買い物といわれるのが住宅の購入です。
それだけに失敗はしたくないと思うでしょうし、そのためにはご自身のライフスタイルや「大切にしていること」をしっかりと見つめ、そうした暮らしにフィットした住まいをつくることが大切です。
もちろん、資金面とのバランスもありますが、まずは「理想的な暮らし」のイメージをご家族で話し合ってください。
そのイメージをしっかりと持つところから、家づくりの第一歩は始まります!
社員・スタッフ一同、「理想的な家づくり」を全力でサポートさせていただきます!
- フリーダイヤル 0120-46-3362
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