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大正・昭和のアンティーク家具・雑貨の通販専門店ひつじ屋の工房に行ってきた!

家具雑貨 橿原 桜井

日生ハウジングのメイン営業エリアである桜井・橿原のおすすめ店や名所をご紹介するコンテンツの第9弾は、

大正、昭和のレトロな家具・雑貨を中心にリメイク・販売されている「ひつじ屋」さん(桜井市)の工房にお邪魔しました。

荒木専務
荒木専務
今回のリポートは、モデルのななせさんにお願いしました。
ななせさん
ななせさん
よろしくお願いします!

ひつじ屋 アクセス

家具 雑貨 橿原 桜井

ひつじ屋さんは通販を専門にされているので、「販売店舗」はありませんが、以下に連絡先を記しておきます。

ひつじ屋

  • 電話 090-7095-1415
  • メールアドレス info@hituji-ya.jp
  • ホームページ → コチラ
  • 住所  奈良県桜井市上之宮18番地

ななせさん
ななせさん
工房に来て商品を確かめることはできるそうですよ。

アンティーク家具・雑貨の「ひつじ屋」ができるまで

家具 雑貨 橿原 桜井

ご紹介が遅くなりましたが、こちらがひつじ屋オーナーの吉岡希世さん

吉岡さん
吉岡さん
よろしくお願いします。
ななせさん
ななせさん
よろしくお願いいたします!

さっそくですが、吉岡さんがひつじ屋さんを始められるまでの経緯について教えてください。家具職人は以前からされていたんですか?

吉岡さん
吉岡さん
いえ、大学を卒業後は、福祉関係の事務のお仕事をしていました。

モノづくりは好きでしたが、当時は仕事が忙しく、趣味程度に何かを作るといったこともなかなかできない感じで…。

ななせさん
ななせさん
そんな吉岡さんが、どうして家具づくりの道に進むようになったのでしょうか。
吉岡さん
吉岡さん
福祉の仕事を10年くらいやって、もし新しいことを始めるなら今が最後のチャンスかなと思ったんです。

年齢的にもこれ以上歳を取ると、方向転換をするのは難しいかなと。

ななせさん
ななせさん
それで、以前から興味のあったモノづくりの道に進んでみようと。
吉岡さん
吉岡さん
そんな感じですね
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大学4年生のとき、建築家の方が大阪で開催されていた「女性のための木工講座」に参加したという吉岡さん。

そのときは趣味程度に学び、簡単な棚を作ったくらいだったが、講師の方が言っていた「仕事としての技能をつけたいなら、職業訓練校に行った方がいい」という言葉が頭に残っていた。

吉岡さん
吉岡さん
それで調べてみると、通える距離にある職業訓練校にたまたま家具工芸科があって、会社を辞めて入学したんです

ちなみに、吉岡さんが通われた職業訓練校はこちら。

奈良県立高等技術専門校訓

・住所 奈良県磯城郡三宅町石見44

・家具工芸科(普通課程1年コース)→ サイトページはこちら

ななせさん
ななせさん
訓練校に1年間通われた後は、どちらかに就職されたんですか。
吉岡さん
吉岡さん
はい、大阪の木工所に3年間お世話になりました

木工所での修業時代を経て、家具職人として独立

家具 雑貨 橿原 桜井 奈良
吉岡さん
吉岡さん
就職したのは、社長さんと職人お二人の小さな木工所でした
ななせさん
ななせさん
そちらの工場を選ばれたのは、何か理由があったんですか?
吉岡さん
吉岡さん
大きい工場だと、木材のカットだったらカットだけといったように、部分的な仕事だけを任されることが多いと聞いたので、そういうのは避けたないと思って。

それで小さな工場にお世話になることにしました。

ななせさん
ななせさん
なるほど。

どれくらいの期間で一つの家具をすべて任されるようになったんですか。

吉岡さん
吉岡さん
工具や機械の応用的な使い方なども学びつつ、1年たたないうちくらいには、「箱もの」と呼ばれる簡単な収納ボックスのようなものは作らせていただけるようになっていました。
家具職人 アンティーク 修理
ななせさん
ななせさん
そちらの木工所で3年間修業された後、晴れて独立されたわけですね。
吉岡さん
吉岡さん
いや、実はそうじゃないんですよ…

職業訓練校に通いはじめた頃には、将来的には独立して、一人でやることを目標にしていた吉岡さんだが、いざ近所で工場を借りようと探してみると、なかなかいいところがみつからなかった。

そんなところへもってきて、以前勤めていた福祉関係の知り合いの方から、仕事のお誘いが入る。

吉岡さん
吉岡さん
それで、介護職としてまた2年間ほど働き出したんです
ななせさん
ななせさん
そうだったんですね。
吉岡さん
吉岡さん
ただ、家具職人として独立することは伝えていたので、そう遠くない時期に辞めることと、フルタイムでは働けないことはご理解いただいた上で、働かせていただいてました
ななせさん
ななせさん
じゃ、福祉のお仕事をしながら、ご自身の工房にできる工場を探されたりもしたんですか。
吉岡さん
吉岡さん
そんな感じです

理想的な工場がみつかり、ひつじ屋をオープン!

家具 雑貨 橿原 桜井 奈良

再び福祉の仕事をやりはじめて、間もなく近所で工場を借りる。

しかし、電気の配線を引かないといけなかったり、床も修繕が必要だったりと、「ちょっと不満なところがあった」という。

吉岡さん
吉岡さん
そんなとき、工場に機械を搬入してくださった業者さんが、「近くに、いい工場が空いているよ」とお声かけくださったんです。
ななせさん
ななせさん
それが、今のこちらの工房というわけですね。
吉岡さん
吉岡さん
はい!
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こちらの工場は、以前は家具屋さんが使っていたということで、広さ的にも申し分なし。

電気の配線も通っていて、機械さえ入れればすぐに使える状態だった。

吉岡さん
吉岡さん
自宅からも近いし、お話を聞いてみると大家さんも私の両親の知り合いの方で、安心感もありました
ななせさん
ななせさん
最良の物件がみつかった感じですね。

こちらの物件を借り受け、福祉の仕事と並行して開業の準備を進める。

そして、2013年6月にひつじ屋のネットショップをオープンさせた。

ひつじ屋のレトロ家具・雑貨へのこだわり

家具 雑貨 橿原 桜井 奈良
ななせさん
ななせさん
ひつじ屋さんではレトロな家具・雑貨を取り扱われていますが、もともとアンティークに興味をお持ちだったんですか。
吉岡さん
吉岡さん
職業訓練校時代に知り合った仲間で、アンティーク家具が好きな方がいて、その人の影響が大きいですね。

大阪とか神戸のアンティーク家具のお店をいっしょに回ったりして、そのときに一から作るだけじゃなく、修理をして再生するこういう世界もあるのかと興味を持ったのが最初です。

ななせさん
ななせさん
その頃から、自分でお店をやる際はアンティーク家具でいこうと考えておられたんですか。
吉岡さん
吉岡さん
そうですね。古いものがどんどん処分されていくっていうのもどうのな?と思っていたところもありましたし。

あとは、一人でやるとなると、材料を買って、それを加工して、一からすべてを手がけていくというのも限界があるかなと思って。

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ひつじ屋さんがメインで取り扱うのは、大正から昭和40年代ごろまでの家具、雑貨

とくに、大正から昭和初期の洋家具に力を入れている。

ななせさん
ななせさん
その時期の家具のどういったところが魅力に感じられたんですか。
吉岡さん
吉岡さん
当時の日本の「西洋のものを模倣しようとしていたようなレトロ家具」が個人的に好きなんです

あとは、私自身が和家具ではなく、西洋家具の勉強をしてきたということもあって、そのジャンルの家具を中心に扱っています。

ななせさん
ななせさん
ちなみに、女性お一人で家具を扱うとなると、体力的に大変そうだなと思ったりもしたのですが…。
吉岡さん
吉岡さん
大丈夫ですよ!
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吉岡さん
吉岡さん
一般的な女性よりは力がついていると思いますが、こんな感じに資材を運ぶのはもちろん、大きな家具もテコの原理や台車を使って、一人でなんとか運んでいます。
ななせさん
ななせさん
パワフルですね!

レトロ家具の修繕のポイント

家具職人 アンティーク 修理
ななせさん
ななせさん
レトロ家具ということで、リメイクが基本になるかと思いますが、どの程度まで手を加えられるんですか?
吉岡さん
吉岡さん
物にもよりますが、基本的に古いものはきれいにし過ぎないようにしています。

例えば、ムク材とかだと削って塗装し直せば新品みたいにできますが、そうするとレトロ家具の味わいはなくなってしまいますからね。

ななせさん
ななせさん
確かに、ピカピカにし過ぎるとアンティークの魅力がなくなっちゃいますもんね。
吉岡さん
吉岡さん
はい。傷とか、ちょっとした痛みとかはあえて修理せず、雰囲気的なものは極力そのまま保つように意識しています。
家具職人 アンティーク 修理
ななせさん
ななせさん
そうした古い物ならではの味わいは残しつつ、日常的に利用できる程度に修理される感じでしょうか。
吉岡さん
吉岡さん
そうですね。

木が腐ってるとか虫食いがひどいといった場合は部品を替え、家具として使えるようには修繕します。

ななせさん
ななせさん
そんな風に、使われなくなった家具に新しい命を吹き込み、再生させるのがやりがいになっている感じでしょうか。
吉岡さん
吉岡さん
埃をかぶってたり、ボロボロだったり、言葉は悪いですが人によっては「ゴミ」にしか見えないものを再び使えるようにするのは、確かに楽しいですね

手間がかかるものほど愛おしいくなり、修繕が終わったときの達成感も大きいです。

レトロ家具の仕入れのポイント

家具職人 アンティーク レトロ 修理
ななせさん
ななせさん
仕入れはどのようにされているんですか。
吉岡さん
吉岡さん
アンティーク家具を扱う業者用の骨董市があって、代理人を通してそこから購入することが多いですね
ななせさん
ななせさん
実際に使用している方から、直接引き取られたりすることもあるんですか。
吉岡さん
吉岡さん
買取に関しては、大々的に告知はしていませんが、お問い合わせをいただき、引き取りに伺うケースは最近増えています

ただし、私一人でやっているので、奈良とか大阪辺りの距離しか動けない感じではありますが。

家具職人 アンティーク レトロ 修理
ななせさん
ななせさん
大正から昭和初期の洋家具中心ということでしたが、それ以外のポイントで仕入れのこだわりなどはあったりするんですか?
吉岡さん
吉岡さん
昔はありました

けど、いろいろなお客さんにお会いする中で、「自分が選ぶんじゃなくて、お客さんに選んでいただいて、好きに使っていただこう」と、今ではこだわりの枠は大きく緩めています。

価値観は人それぞれで、例えば、

  • 自分では「いまいちかな」と思っていた商品をお客さんが気に入ってくる
  • 元々の用途とは全く違う使い方で商品を愛用される

といったケースを目の当たりする中で、「自分が選ぶんじゃなく、好きに使っていただこう」という考えになっていったという吉岡さん。

今では、家具は実用品であり、生活を楽しくしてくれる「道具」を販売する材料屋さんというスタンスで仕入れや販売をしているという。

ひつじ屋 おすすめアンティーク家具!

家具職人 アンティーク レトロ 修理

ここからは、ひつじ屋さんのおすすめレトロ家具をご紹介します。

※商品はすべて取材時のもので、在庫がなくなっているケースもありますので、ご了承ください。

商品はひつじ屋さんHPで購入することが可能です

>>ひつじ屋 HPはこちらから

 

一つ目は、上の画像にもあった氷式のレトロな木製冷蔵庫

家具職人 アンティーク 修理 家具職人 アンティーク 修理
吉岡さん
吉岡さん
電気式じゃないので、この上のところに氷の塊を入れて、その冷気が下に行くという仕組みのものです

今でいう、クーラーボックスのようなイメージですね。

ななせさん
ななせさん
いつくらいのものなんですか?
吉岡さん
吉岡さん
扉に「アサヒビール」「リボンシトロン」のロゴとマークがあって、このリボンシトロンっていうのはジュースなんですけど、それが発売されたのが昭和24年になります。

ですので、昭和24年から30年くらいまでに製造されたものじゃないかと思います。

ななせさん
ななせさん
木製っていうのが面白いですね。
吉岡さん
吉岡さん
はい。私もまずは、面白い!と思って仕入れました(笑)

お店の什器なんかにもおすすめです。

>>氷式のレトロな木製冷蔵庫【アサヒビール/リボンシトロン】

 

2つ目は、音の鳴る前面「黒柿」のハーモニカ箪笥です!

家具職人 アンティーク 修理

一見、とくに変わったところのない箪笥ですが、ちょっとした仕掛けがあって…。

吉岡さん
吉岡さん
一番上の真ん中の引き出しを開けてみてください
家具職人 アンティーク 修理
ななせさん
ななせさん
ここですかね。
吉岡さん
吉岡さん
そうです、そうです

家具職人 アンティーク 修理
ななせさん
ななせさん
わ、音が鳴った(笑)
吉岡さん
吉岡さん
私も最初聴いたときはびっくりしました

中にハーモニカが仕込まれていて、アコーディオンと同じ原理で、引き出しを引いたり押したりすることで音が鳴る仕組みになっているみたいです。

ななせさん
ななせさん
へえ~。

実際の音はこんな感じです。


>> 前面「黒柿」のハーモニカ箪笥

思わぬモノとの出会いがあるのもアンティーク家具の楽しさ

家具職人 アンティーク 修理
ななせさん
ななせさん
アンティーク家具だと、修繕しているときに以前の持ち主の方の持ち物が入っていたとかはないんですか?
吉岡さん
吉岡さん
ありますよ!

箪笥だと新聞が敷かれていることが多いので、こんな感じで古い新聞が出てきたりすることもあります。

家具職人 アンティーク 修理 家具職人 アンティーク 修理
ななせさん
ななせさん
「田淵のびのび17号」。
吉岡さん
吉岡さん
え、田淵、知ってるんですか!?
ななせさん
ななせさん
いや、ぜんぜん知らないです。
吉岡さん
吉岡さん
ですよね(笑)

他には、昔の映画のパンフレットやチラシが入っていたり。

家具職人 アンティーク 修理
ななせさん
ななせさん
いろいろ出てきて面白いですね。

他に珍しい物は何かありましたか?

吉岡さん
吉岡さん
恋文が出てきたことがあります
ななせさん
ななせさん
えー。でも、それは興味深いですね。
吉岡さん
吉岡さん
はい。でも、手元に置いておくのもあれかなと思って、処分させていただきました。

あとは、印鑑証明が出てきたことがありますが、このときは持ち主の方がわかったので、ご連絡してお返ししまた(笑)

家具職人 アンティーク 修理

こちらの写真のように、昔の裁縫箱に針などの道具が入っていることもよくあるそうで、こうした「思わぬ出会い」があるのもレトロ家具を取り扱う楽しみになっているという。

ひつじ屋の由来

ひつじ屋 奈良 桜井 家具

ちなみに、屋号の「ひつじ屋」の由来を伺うと…

吉岡さん
吉岡さん
木工や家具とは関係ありませんが、でもあの目が好きなんです。

横長の黒目が、怖いって方も多いのですが、焦点が定まってない、ボーっとしているようで、広く見ているところが深いような。

とのことでした。

補足として、「一人作業が好きな割に、羊のように群れるのも好きなんでしょうね」と吉岡さん。

吉岡さん
吉岡さん
目立つ1匹じゃなく、たくさんいる家具屋、修理屋の一人にすぎないという自戒もこめての「ひつじ」でもあります

まとめ

家具 雑貨 橿原 桜井 奈良

今回は桜井市にある、通信販売専門のアンティーク家具専門店「ひつじ屋」さんをご紹介しました。

商品はこちらのサイトから購入可能です。

ひつじ屋さんHP

>>ひつじ屋 HPはこちら

ななせさん
ななせさん
普段は見ることができない、アンティーク家具をリメイクする現場を訪問させていただき、興味深く拝見させていただきました。

楽しかったです。

吉岡さん
吉岡さん
一人で黙々と作業をするのが好きで今の業態を選んだわけですが、やはりたまに訪問してくださる方がいるとうれしくて、私もすごく楽しかったです。
荒木専務
荒木専務
お二方とも、ありがとうございました!

日生ハウジングのブログでは、みなさんが普段ご利用されている地域(桜井市・橿原市近郊)の人気店や取り上げてほしいお店を募集しています。

ここに取材に行ってきて!というお店などがございましたら、ぜひ気軽にお問い合わせください。

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