桜井市 S様邸|ネイビーブルーの家
今回の取材では、施工事例のご紹介ということで、2018年6月より入居されている桜井市のS様邸をご訪問。
家づくりの経緯や、こだわりなどについて伺いました!
――まずはお家を購入する経緯についてお聞かせください。
子供が二人でき、家族構成も決まったので、家を購入するにはいいタイミグかなと思い、探し始めました。
この家のすぐ近くに夫の実家があるんですよ。
私の実家もそれほど遠くはないので、桜井近辺で分譲地を探していました。
分譲地に関しては、私が大阪まで電車で通勤しているので、駅の徒歩圏内というのが第一条件でした。
結果的に駅まで10分ちょっとの立地で、実家にも近いところに土地がみつかって満足しています。
――日生ハウジングを選ばれた理由は?
桜井界隈にたくさん家を建てられていて、分譲地もいっぱい持っておられるということで、自然と候補に上がりました。
弟がお世話になっている知人の方が日生ハウジングの社長さんと懇意にされていて、ご紹介いただいたのも大きかったですね。
大手のハウスメーカーさんなども回りましたが、最終的に日生ハウジングさんにお願いしました。
土地が決まってからは、ざっくりとこちらの意向を設計士さんにお伝えし、
その中で現実的にできること/できないことを確認するとともに、家の各ポイントの細かい仕様などを決めていきました。
外壁はパワーボード。印象的なネイビーブルーの外観に
――まず、ネイビーブルーの外観が印象的で、目に留まりますね。
ネットや展示会などでいろんな家を見ていて、なんとなくカッコいいなと思ったのがネイビーで、外観はこの色って決めていたんですよ。
主人の意向でしたが、私もいいなと思いました。
ちなみに、外壁材として近年主流になっているのが、
- サイディング
- パワーボード
この2種類で、S様邸はパワーボードの仕様となっています。
それぞれの特徴の詳細については、下の記事を参考にしてください。
パワーボードの代表的な特長としては、耐火性や耐久性、遮音性などに優れていること。
そして、素材を取り付けた後に塗装するので、色のバリエーションが多彩というメリットもあります。
外壁材へのこだわりは特にありませんでしたが、色はコレというイメージがあったので、いろいろとサンプルを見せていただきながら選ばせてもらいました。
室内のドアや壁紙なども外壁と同系色のネイビーを使っていてるんですけど、いいアクセントになっていて気に入っています。
収納力と見た目、機能性を考えて設置したパントリー
ご主人のこだわりが反映された外観に続き、内観についてもお伺いしました。
まずは奥さんのお気に入りのポイントについて聞いてみました。
――こだわりのポイントを教えてください。
私はリビングにモノを置きたくなかったので、パントリーに全部収納できるようキッチン横に大きめのパントリーを作ってもらいました。
この奥がパントリーになります。
ごちゃごちゃしてるので、あまり見せたくないんですけど…。
このドアの奥が、洗面所と浴室になっていて、玄関から導線がつながっているんですよ。
家事をする上で、水回りの導線がつながっていているのはすごく便利です。
見晴らしのいいカウンターキッチンがお気に入り!
実家も以前の賃貸住宅もオール電化で、そちらの方が慣れているのもあってシステムキッチンもオール電化にしました。
私が仕事に出ている間、基本的には妻が一人で子どもを見ることになるので、見晴らしのいいカウンターキッチンは気に入っているようです。
キッチンで料理をしながら、子どもたちの様子がわかるのがありがいたいですね。
特に夏場は扉を開けて、夕方まで庭で遊んでることが多いみたなんですけど、キッチンからだと直線状にその様子が確かめられるみたいで。
「それはしたらダメ」とか「気をつけてね」とか、料理しながら子どもの動きをチェックして、声をかけてます(笑)。
機能的に考えられた玄関からの導線
玄関からの導線もよく考えられた作りになっています。
玄関から真っすぐリビングに行くだけではなく、右側にシューズクロークを設け、家族用の玄関に。
左側からは客間として設けられた和室にアクセスできるようになっています。
家族専用の玄関には、シューズはもちろん、ご主人が趣味で乗っているロードバイクやお子さんの自転車なども収納。
奥にアウター用のクロークもあり、出かける前、帰ってきた後にすぐに脱着できるので便利です。
家族用の玄関を作ることで、玄関周りがごちゃごちゃせず、急な来客などがあった時にも便利ですね。
小上がりになった和室は客間に
和室も設けたいと思っていていたんですけど、リビングとは別の空間にしたかったので小上がりにしてもらいました。
ちなみに、掘りごたつにもなるように設計してもらっています。
畳でゴロンとしたいこともあるかなというのと、年を取ったときのことを考えると、和室は落ち着いていいかなと。
客間として設けましたが、意外と収納スペースもあって、重宝しています。
桜井市・S様邸 二階のこだわりポイント
吹き抜けの上部を有効活用した収納スペース
当初、1階リビングの天井を2階までの吹き抜けにしようと考えていたというSさん。
ただ、設計士さんに相談したところ、吹き抜けがちょっと高すぎる感じになるので、1.5階分くらいの高さにしていただいたんです。
その残り0.5階分のところに、収納スペースを作っていただきました。
この発想はまったくなかったので、提案いただいてすごくいいアイデアだなと思いました。
1階リビングの天井分のスペースを収納に仕えるのでとても助かっています。
書斎の代用として設けられた趣味のスペース
――ご主人のこだわりが二階の寝室にあると伺いましたが、具体的なポイントについて教えてください。
本当は趣味の部屋として書斎がほしかったんですけど、スペース的に厳しかったので、工夫して寝室に作ってもらいました。
間仕切りとなる内壁を作って、その奥のスペースを活用する感じで。
あと、趣味でトミカのミニカーを集めているんですけど、それを飾る棚も作ってほしいとお願いしていたんですよ。
この内壁に飾られたらどうですか?とご提案いただき、採用させていただきました。
――まさに、スペースを上手く活用されている感じですね。
はい、すごく気に入ってます。
ただ、僕自身は書斎スペースはあまり使ってなくて…。
実は、今は私の作業スペースがメインとなっています(笑)
通園バッグを作ってみようと、上の子が幼稚園に入るタイミングでミシンを購入したんですよ。
――裁縫が趣味だったんですか?
いや、ぜんぜん得意ではなかったんですけど、カバンは自分で作ってあげたいなと思って。
それでせっかく買ったんで趣味で始めてみたら、意外と面白くてハマってしまいました。
最初は、リビングのスタディカウンターで作業してたんですけどね。
やっているとだんだん小物なども増えて、手狭になったので、こちらのスペースに移らさせてもらいました(笑)
お子さん用のアイテムのほか、実家のお母さんに頼まれてカバンなどを作ることも。
また、今ではフリマアプリを活用して制作したものを販売もしており、お子さん用の蝶ネクタイなどは人気アイテムになっているそうです。
生地代や送料、システム手数料を入れると利益はほとんどありませんが、趣味も兼ねてやっているので楽しいですね。
ちなみに、Fabric&Meという屋号でやられているので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
Fabric&Me
Fabric&Me インスタグラム
Fabric&Me ハンドメイドマーケットminne
※クリックすると各アプリのページに遷移します。そのほか、メルカリやラクマなどにも出品されています。
ベランダの高い壁が遮音・目隠し効果に
S様邸があるのは、交通量がそこそこある道路に面した立地。
分譲地として購入する際に、車の音が気になるかなと懸念していたそうですが、実際に住んでみると「まったく問題はなかった」とのことです。
パワーボードの外壁材が遮音性に優れていると伺いましたが、実際、家にいてて気になることはありません。
ベランダの位置が道路とちょうど向かい合う感じなので、目隠しで壁を高めにしたのもよかったと思います。
ちなみに、二階に設けられた子供部屋は、現状お子さんが小さいので物置きになっているとのこと。
覗かせていただくと、先日ご主人が購入されたトレーニングマシーンが設置されていました。
自宅でも体を鍛えようと購入しましたが、まだあまり使えていません(苦笑)
家づくりをする人へのアドバイス
――日生ハウジングで家づくりをしてみた感想はいかがですか?
こういったことは出来るのかな?と疑問が出てくるたびに担当の営業さんに連絡していましたが、いつもすぐに回答いただき、安心して家づくりを進められました。
住宅ローンも提携銀行さんを紹介いただくなど、いろいろとお世話になりました。
――家づくりをする上で参考にしたものや、これから家を建てる人へのアドバイスがあればお願いします。
本や雑誌を見たり、ネットだと個人のブログから大手ハウスメーカーのものまで、いろいろと参考にしました。
インテリアなどに関してはインスタグラムも参考になるアイデアが多いのでオススメです。
あとは実際に見てみないことにはわからないことが多いので、モデルハウスなどに行き、実地で確かめるのは必須です。
ただ、現場で見ると「これもいいな」といった感じでいろいろと目移りすると思うので、予算やメリット・デメリットをしっかり考えた上で、採用するかどうかを見極めることが必要になるのではないかと思います。
そうした際に、ネットの情報だけだと限界があるので、営業さんにいろいろと伺えたのはよかったですね。
実際に、間取りの決定をはじめ、太陽光パネルの設置など、細かい部分までいろいろと営業担当や設計士の先生に相談したというS様ご夫婦。
太陽光パネルの事例でいうと、
- 今後、電気の買取価格は下がる
- メンテナンス費用が生じる可能性がある
といったデメリットの説明をしっかりと受けた上で、納得して導入することができたそうです。
オール電化にしていますが、電気代分はペイできてる感じで、いわゆる「ゼロエネルギー住宅」が実現できています。
さいごに
――最後に、ずばり今の家は100点満点で何点ですか?
100点ですね。
もちろん、予算のことを考えなくていいのであればやってみたいこともありますが、トータルに考えて十分に納得のいくお家ができたと思います。
私も満足しています。
一点、あえて「こうしておけばよかった」ポイントを挙げると、独立したパントリーを希望して実現したので不満はないのですが、完全に物置化してしまったので、食料用のパントリーを独立させてキッチンの近くに作ればよかったなと思っています。
これから家づくりをされる方は、よかったら参考にしてみてください。
ちなみに、S様邸の玄関は引き戸になっています。
高齢になってからは引き戸の方が楽でいいというのをネットで見て、一般的なドアではなく引き戸にしました。
手前の真っ赤な郵便受けは私のセレクトです。
ネイビーブルーの家に赤が映えるかなと思って。
というわけで、この記事ではS様ご夫婦にご協力いただき、ご自宅の紹介とともに、お二人のインタビューをお届けしました。
ぜひ、家づくりの参考にしてください。